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韓国の名刹「 通度寺 」

 

通度寺 [トンドサ] Tongdosa Temple

「国之大刹、佛之宗家」
韓国の三宝寺刹の中で最古の仏宝宗刹

慶尚南道梁山市下北面芝山里にある海抜1,050mの霊鷲山の南側の麓に位置する通度寺は、大韓仏教曹渓宗第15教区本寺として、韓国の三宝寺刹の中で最古の仏宝宗刹であります。通度寺が位置する霊鷲山は、本来お釈迦様が在世時に、お釈迦様が法華経を唱えられたインドのマガダ王国の王舎城の東にあったグリドラ(Grdra)という山を漢字で表記したものであります。

通度寺は、善徳女王15年(西暦646年)に大国統であった慈蔵律師によって創建されました。慈蔵律師は638年に中国留学に行き、中国の五台山(清涼山)で修行している時に文殊菩薩からお釈迦様の頂骨舎利と袈裟の伝授を受けて帰国しました(643年)。そして、皇竜寺の九層木塔と太和寺の塔に舎利を分けて奉り、ここ通度寺に金剛戒壇を積み、お釈迦様の頂骨舎利を分けて奉ることにより、仏之宗家の位相を備えるようになりました。

ここは次の三つの理由により通度寺と呼ばれるようになりました。
第一に、全国で僧侶になろうという人は、全てここの金剛戒壇で戒を受けなければならないということであります。
第二に、全ての真理を会通して衆生を済度するということであります。
第三に、位置している山の姿がインドの霊鷲山と通じるという意味からであります。

通度寺が他の寺刹と特に区別される点は、慈蔵律師が中国の唐から移して来た仏舎利を金剛戒壇に奉ることにより、仏宝寺刹という称号を得て、これにより大雄殿法堂内には仏像の代わりに、巨大で華麗な朝鮮後期の代表的な仏壇(須弥壇)が彫刻されている点であります。通度寺の伽藍の配置は創建当時、新羅以来今日までの各時代的な建築様式を全て備えており、韓国建築史の類烈がない伽藍構造を備えています。大雄殿を中心とした上炉殿、大光明殿を中心とした中炉殿、そして霊山殿を中心とした下炉殿の3個の領域に区分されています。
現存する建物は壬辰倭乱(文禄の役)当時に大部分の殿閣が焼失された後、重建と重修を経って今日に至っています。境内には12個の大きな法堂があり、霊鷲山の山内には20余個の庵子が建っており、殿閣の数は80余棟に及んでいます。

[大雄殿と金剛戒壇](国宝第290号)

大雄殿は後側に仏舎利を奉安した金剛戒壇があり、法堂内部には仏像が安置されてないです。建物全体は正面3間、側面5間の規模で屋根は丁字形の特異な構造をみせています。
金剛戒壇はこれまで何度も改築を繰り返し、今の姿は朝鮮後期に造られたものであります。二段に石積みして、その上の中央に石鐘型の舎利塔を奉安しており、その下の四隅には仏法を守護する四天王を配置し、再びその周りの壁にはお釈迦様を始めとした天人像が刻まれています。

[金剛戒壇]

[仏舎利塔]

DATA・・・・・

住所:慶尚南道 梁山市 下北面 芝山里 583番地

電話:(055)382−7182  FAX:(055)382−7196

入場時間:日の出〜日没

入場料:大人:2,000ウォン(小人:1,500ウォン)

駐車料小型:2,000ウォン(大型:3,000ウォン)

http://www.tongdosa.or.kr/v01/main.asp(韓国語、英語、日本語、中国語)

ACCESS・・・・・

釜山総合バスターミナルから通度寺行き乗車。06:30〜20:40まで、20分間隔で運行(所要時間40分)。

 

・・・・・世界文化遺産の都市
[慶州・ギョンジュ]

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