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仏国寺

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石窟庵・ソックラム

統一新羅時代の宗教的な情熱と芸術、科学の力で完成させた最高の傑作品

新羅千年の歴史と息遣いがこもた石窟庵は、統一新羅の文化と科学、宗教的な情熱の結晶体であり、国宝の中でも最上なものとして見なされる文化財です。
石窟庵は、吐含山の麓に位置して、仏国寺から山頂に車で約7.5km向かう途中にあります。新羅の景徳王10年(751年)、仏国寺の創建と同様、宰相金大成によって石仏寺という名前で創建されますが、彼が亡くなった後、国が工事を引き受けて完成させたものです。

金大成は、前世の親のために石仏寺(石窟庵)を創建し、現世の親のために仏国寺を建造されたのです。石窟庵は花崗岩を手入れし、それを積み上げて
ドームの型に築いてからその上に土を覆いかぶせ、まるで洞窟のように見えるように建てられた石窟寺院であります。
石窟庵の構えは大きく、前室の四角い空間と丸型の主室に分けられており、主室には本尊仏である釈迦如来坐像と共に菩薩像と十大弟子像が安置されてあり、前室には仁王像と四天王像などが彫刻されています。

石窟寺院でありますが、一つのお寺を圧縮した形となって、寺刹建築が持つ格式を取り揃え、一つの仏国浄土を成し遂げたのであります。圧巻は高さ3.4mの釈迦如来坐像で、花崗岩を丸彫りした仏教美術史上最高の傑作。温和な表情と全体の調和は、まるで体温が感じられそうな存在感があります。

石窟庵が創建されてから、高麗や朝鮮時代には大きな変化なく創建当時の姿を維持して来ましたが、
日本の植民地時代の1913年から3回の復元工事が行われ、石窟の全体を解体してから組み立て方が間違ったため、今となっては仏像の位置と石窟庵の正確な構造が全く分からなくなってしまったのです。
石窟庵は湿気が多い自然の障害を乗り越えて、自体的に換気と湿度を調節できる能力を持っていましたが、補修工事の際に
石窟の周りをコンクリートで固められてしまって、石窟の内部に湿気がたまる原因となってしまったのです。そして、人為的な換気装置を設置して湿気や温度を調節しなければならない状態に至ってしまったのであります。

韓国仏教美術を代表する世界的な傑作品として認められている石窟庵は、
1995年に仏国寺と共に、ユネスコによって世界文化遺産に指定されています。

<石窟庵本尊仏(釈迦如来坐像)>

石窟庵の本尊仏は、主室の中心部から少し後ろの方に退いた所に位置し、蓮華の模様が美しく彫刻されている蓮華台座の上に鎮座しています。

本尊仏の釈迦如来坐像は、一点非の打ち所のない完全無欠の均衡美と重厚感、温和で慈悲深い表情と全体の調和は、まるで体温が感じられそうな存在感があります。本尊仏の高さは3.4mで、手の形は、右手の人差し指を地について仏様の光栄を証明、悪魔からの誘いを退ける降魔触地印をしています。

本尊仏の後側の壁に刻まれている美しい蓮華紋の光背は、本尊仏の光栄を現しているのです。光背は仏像に直接付ける一般的な方法と違って、本尊仏と距離がある後側の壁に光背を配置してもっと立体的に感ずるように創られています。

又、本尊仏は
主室の真ん中に位置せず、少し後へ退いた場所に位置していますが、これは前の方に向かって進んで行くような動的なイメージを現しています。民族の偉大なる文化遺産であり新羅仏教芸術の代表的な傑作品として全世界の芸術家達から高く評価されています。

<十一面観音菩薩像>


十一面観音菩薩像は石窟の前の方から見ると、本尊仏の後側に隠れていてよく見えないです。
この菩薩像の特徴は、正面の菩薩の顔の外、頭の上に小さく十一面の菩薩像が浮彫されています。この十一面は観音菩薩の多方面の技能と様子を現すためだといいます。

観音菩薩の左手には、一本の蓮華が咲いている花瓶を持っています。高さは2.2m。

<文殊菩薩(ムンスボサル)・普賢菩薩(ボヒョンボサル)>


主室の入口から左右に帝釈天と梵天像が位置していて、その次にそれぞれ文殊菩薩と普賢菩薩が彫刻されています。
般若の道理を宣揚した知恵の文殊菩薩は、般若経を結集したことで知られています。又、普賢菩薩は一切菩薩の頭として仏陀の理・定・行・徳を担当する菩薩であります。

この二菩薩の高さはどちらも2.2mで、円形の素朴な頭光を持っており、頭には三面の宝冠を被り、菩薩の耳と胸などには玉でできた装飾がかかっています。

<帝釈天(ジェソッチョン)・梵天(ボンチョン)>


主室の入口から左右に位置している帝釈天と梵天は本来、インドの古代神話の神でしたが、釈迦如来を讃えながら仏法を守護する神として現れています。

帝釈天は左手にきれいな水を入れた水差しを持っていますが、これは衆生を治める道具になっているそうです。
高さ2.11m。梵天像は、韓国仏教美術に現れる梵天像の中で最も優れた彫刻として知られています。高さ2.14m。

DATA・・・・・

文化財指定:文化財指定:世界遺産、国宝第24号

住所:慶北 慶州市 進硯洞 891

電話:(054)746−9933

入場時間:[冬]08:00〜17:30、[夏]08:00〜18:00

入場料:4,000(子供:2,000)

駐車料2,000(大型:4,000)

ACCESS・・・・・

慶州駅前、又はバスターミナルから仏国寺行きの市内バス10番、11番に乗って仏国寺前で下車、仏国寺から石窟庵まではシャトルバスが朝8時40分から1時間の間隔で走っています。

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