| 玉山書院は、儒学者李彦迪(1491年〜1553年)を祀っているところであります。李彦迪が亡くなってから25年後の1572年に彼の死を哀悼した領南の士林たちが、彼の学徳を称えるため創建された廟であります。そして、2年後である1574年には宣祖が「玉山書院」という扁額を下賜し、賜額書院として昇格しました。 この書院は出入口、講堂、祠堂などが一直線上に配置されている典型的な前学後廟の形態で建てられています。
一時期、一万冊以上の書物を蔵書し、下人が200人を越えるほどの大規模な書院でした。その後、大小の火事で焼失されたいくつかの建物が再建されましたが、戦禍なく、今まで昔の姿そのままで残っています。書院は四つの山に囲まれていてその背景は屏風のようであります。また、書院の前に広がっている谷や欝蒼とした樹木は良い調和を成しており、そこからの景観は素晴らしいです。
玉山書院の扁額は、創建当時は朝鮮王朝の宣祖代の名宰相である李山海(イ・サンヘ)の筆でありましたが、今の扁額は朝鮮時代の後期の一番有名な書道家の金正喜(キム・ジョンヒ)が書いたものであります。
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